岡山県浅口市金光町占見に本部を置く。
香取金光教 本部教会
【本部教会】岡山県浅口市金光町占見650
1857年(安政4年11月6日)香取繁右衛門(のちの繁則)が香取金光教を立教される。
金光教を立教された赤沢文治殿とは実の兄弟である。現在は金光教とは直接関係はありません。
香取金光教の祭神は「天地金之神」「香取金光大仁」
岡山教会所は昭和10年創設
天地金之神
我々は天地金之神(金神)の恩恵を頂き、太陽系第三惑星であるこの地球に生存しています。家の土地から大自然の環境までをお守りするのが金神様であって、金神様を犯すならば、祟りとなると昔から恐れられていました。そこで幸福をいただかねばならぬとして天地金之神様をお祀りして平和安全をお祈りされることになったのであります。(注 金光教は天地金乃神)
お願いの仕方
香取金光教では病気の回復を願う場合「この病気を治してください」とお願いするのではなく「私がこの世でまだ役に立つのであれば生かしてください」とお願いするのです。また事業を始める方の場合には、「この事業が成功するように、儲かりますように」とお願いするのではなく「この事業が人様社会に役に立つのであれば、よろしくお願いします」とお願いする。試験を受ける場合、「試験が合格しますように」とお願いするのではなく「私がこの試験を受けて、世の中の立つ人間になることができるならばよろしくお願いします」と願うのです。神様は、この人間が必要なものならば合格させてくださいます。このように理解しておかげ(おぼしめし)を受ければ何事も成功します。できたことをおかげとしましょう。(香取金光教信心のご理解 香取金光教教務所刊)
香取金光教会 倖せのお祈り(毎日祈るとよい)
体は神様がお創造り下さったのであります。
神秘と奇跡に満ちた完全な体をお借りしているのであります。
内臓五臓全身全霊の働きは神秘のお力であります。
内在せる無限の知恵と力は湧き上がっています。癒(ゆ)能力は旺盛であります。
体の悪い所の在らんには神秘のお力で必ず平癒させて頂けるのであります。
あれが癒(なお)ってこれが癒(なお)らぬと云う事無く、あのお蔭が頂けて此のお蔭がお蔭の頂けぬということはないと存じます。
病気と云うは前々の因縁(めぐり)の取祓いとこれから先き長命するお蔭を頂く御修業となっています。
日々の改まりに依り因縁(めぐり)の罪が済めば永くは苦しめぬとみ教を頂いています。
心配しません腹を立てません。
一定期間を経過すれば必ず快くならせて頂けるのであります。有難うございます。
私は生命の次ぎ足しのお蔭を頂いています。有難うございます。
命があります。有難うございます。
此世へ置いて頂いて生かされています。有難うございます。
私は長生きのお蔭を頂き色々の人、色々の物、色々の事、色々の時、色々の所を与えられ倖(しあわせ)者です。有難うございます。
私は未だ若く健康でございます。皆様のお倖せの為に働かせて頂きます。
どうぞ私の願いを叶えて下さいませ。
有難うございます。有難うございます。
南角輝雄先生作